ミラノ・コルティナ五輪とは?2つの開催都市の違いと観戦拠点をわかりやすく解説

『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』は、一つの都市ではなく、性格の異なる2つの街を舞台に開催される珍しい大会です。都市としてのミラノと、山岳リゾートのコルティナ・ダンペッツォ。この記事では、それぞれの違いや観戦・滞在の拠点としての考え方を、初めての人にもわかりやすく整理します。

なお本記事では、各競技の概要や日本人選手の出場予定を一覧で整理し、大会期間中はその結果を追記していきます。

目次

ミラノ・コルティナ五輪は「2つの街」が主役の大会

『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』は、一つの都市に競技会場を集約するのではなく、都市部のミラノと、山岳リゾートのコルティナ・ダンペッツォを軸に開催される大会です。

コルティナ・ダンペッツォは、1956年にも冬季オリンピックを開催した場所であり、今回の大会は、約70年ぶりにこの地に五輪が戻ってくる形となります。

『ミラノ』は屋内競技を中心に、『コルティナ・ダンペッツォ』は雪上競技の舞台となり、それぞれが異なる役割を担います。

ミラノとコルティナ、それぞれの街並み・歴史・雰囲気

ミラノコルティナ・ダンペッツォは、同じイタリア北部に位置しながら、地理的にも環境的にも大きく異なる場所にあります。

両都市の直線距離はおよそ 260km前後。日本でいえば、東京から名古屋、あるいは東京から新潟に向かう感覚に近い距離です。

ミラノはロンバルディア州の平野部に広がる大都市で、国内外の交通網が集中する都市型の拠点です。一方のコルティナ・ダンペッツォは、ヴェネト州北部のドロミーティ山塊に囲まれた山岳地帯にあり、周囲を山に囲まれた立地そのものが街の性格を形づくっています。

距離そのものは極端に離れているわけではありませんが、都市と山岳リゾートという環境の違いから、移動の感覚や時間の流れは大きく異なります。この地理的な対比が、それぞれの街並みや歴史、雰囲気にも色濃く反映されています。

都市としてのミラノ|五輪があっても日常が続く街

イタリア北部の経済・文化の中心都市として、長く国内外の人と物を受け入れてきました。ファッションや金融、ビジネスの街として知られる一方で、その日常は観光やイベントによって大きく塗り替えられることはありません。

冬季オリンピックの開催都市となっても、ミラノの街並みは特別な装いを見せるわけではなく、石造建築の連なる通りや、市民の生活リズムは淡々と続いています。

この「変わらなさ」こそが、ミラノが大会の都市部拠点として選ばれた理由のひとつでもあります。大規模なイベントを受け止めながらも、都市としての機能を崩さない――ミラノは、そうした役割を自然に担う街です。

山岳リゾートのコルティナ|四季を通じて人を惹きつける街

コルティナ・ダンペッツォは、ドロミーティ山塊に囲まれた山岳の町であり、イタリア国内では古くから「滞在するためのリゾート地」として知られてきました。

冬のウインタースポーツのイメージが強い一方で、イタリア語圏では、コルティナは一年を通して自然と向き合う場所として語られます。

夏から秋にかけては、登山やトレッキング、自然散策の拠点となり、山の風景そのものを楽しむ滞在が主となります。

イタリア国内の観光案内では、コルティナは「見て回る街」ではなく、山の中に身を置き、時間を過ごす場所として位置づけられることが多く、滞在そのものが目的となる点が特徴です。

こうした背景があるからこそ、冬季オリンピックという世界的な大会が開催されても、コルティナは一時的なイベント会場ではなく、もともとの山岳リゾートとしての性格を保ち続けます。

大会が終われば、街は再び静かなリズムを取り戻し、四季それぞれの表情を楽しむ場所へと戻っていきます。

五輪が映し出した、2つの街の対比

ミラノとコルティナは、地理的にも、役割としても、対照的な存在です。都市としての機能を担うミラノ。自然とともにある滞在型リゾートのコルティナ。

2006年のトリノ五輪が、一つの都市を中心に展開された大会だったのに対し、ミラノ・コルティナ五輪は、最初から複数の場所に役割を分けた構造を取っています。

ミラノもコルティナも、すでにそれぞれの役割が確立された街であり、今回の大会は、街を変えるためのものではありません。

イタリアにとってこの五輪は、「都市のイタリア」と「山のイタリア」を並べて見せるための大会、という位置づけに近いものです。

ミラノとコルティナ、旅先としての違い

ミラノとコルティナは、ともに五輪の開催地として知られていますが、旅先としての楽しみ方は大きく異なります

ミラノは、建築や美術館といった文化的な見どころと、ファッションやデザインを軸とした商業の顔が、日常の中で自然に重なり合う都市です。

歴史ある建築やアートに触れる時間もあれば、街を歩きながらショッピングを楽しみ、夕方にはアペリティーボで一日を締めくくる。ミラノでは、こうした行動が特別な計画なしに成立します。

観光地を一つひとつ巡るというより、街の中に身を置きながら、その時々の興味に従って過ごせる点が、ミラノという都市の特徴です。

コルティナ・ダンペッツォは、街そのものを見て回るというより、自然の中で過ごす時間そのものを楽しむことが前提となる場所です。

周囲を囲むドロミーティの山々は、景色として眺めるだけでなく、歩く、登る、立ち止まるといった行為を通して体感されます。夏にはトレッキングや自然散策、冬にはウインタースポーツが主となりますが、いずれの季節でも、時間の流れは都市とは異なります。

予定を詰め込んで移動するのではなく、一日の中で自然と向き合う時間をどう使うかが、滞在の中心になります。コルティナでは、「どこへ行くか」よりも「どんな環境の中で過ごすか」が重視されます。

都市のように選択肢が次々と現れるのではなく、限られた環境の中で、同じ景色を異なる時間帯や天候で味わう。そうした過ごし方が、多くの旅行客を魅了しています。

ミラノ・コルティナ五輪の規模と日程

第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)は、2026年2月6日から2月22日までの17日間にわたって開催されます。

約90か国から2,900人以上の選手が参加し、8競技・116の種目のメダルが争われます。

本大会は、単一都市に競技を集約するのではなく、都市部と山岳地域に会場を分けて開催される点が特徴です。屋内競技から雪上競技まで、立地に応じた会場構成が取られており、冬季競技の幅広さを一度に見ることができる大会となっています。

イタリアはこれまでに、コルティナ・ダンペッツォ1956冬季オリンピックローマ1960夏季オリンピックトリノ2006冬季オリンピックと3度オリンピックの開催地として選ばれています。

その中で、ミラノ・コルティナ五輪は、新しい都市をつくるための大会ではなく、すでに役割を持つ都市と地域を結び直す大会として位置づけられています。

イタリア国内では、一極集中や大規模な再開発を伴う五輪ではなく、既存の街や施設を生かしながら開催する点に、今回の大会の意義を見出す声が多く聞かれます。

競技別 日本人選手・日程一覧

※大会前は代表一覧が分かり次第掲載し、大会期間中に結果を追記します。

競技名実施期間備考
フィギュアスケート2/6〜2/21複数日にメダル決定
スピードスケート2/7〜2/22大会期間を通して実施
ショートトラック2/10〜2/21後半にメダル集中
カーリング2/4〜2/22予選〜決勝まで長期間
アイスホッケー2/6〜2/22決勝は大会終盤
アルペンスキー2/7〜2/18中盤までが中心
スキージャンプ2/7〜2/15前半〜中盤
距離スキー2/7〜2/22後半にも主要レース
ノルディック複合2/11・2/18実施日は限定的
バイアスロン2/8〜2/21メダル種目多数
フリースタイルスキー2/8〜2/21後半に集中
スノーボード2/7〜2/20種目ごとに分散
ボブスレー2/15〜2/22終盤競技
スケルトン2/12〜2/15中盤実施
リュージュ2/10〜2/14中盤実施
山岳スキー2/19・2/21新競技

スキー競技

アルペンスキー

2月7日から18日を中心に実施され、複数日にわたってメダル種目が組まれています。

【競技概要】
アルペンスキーは、整備された雪上コースを滑り降り、タイムを競うスキー競技です。スピードと正確なターン技術の両方が求められ、滑走中のライン取りが結果を大きく左右します。五輪では、斜面の傾斜やゲート間隔の違いによって、複数の種目が行われます。

クロスカントリースキー

2月7日から22日まで実施され、後半にも重要なレースが予定されています。

【競技概要】
クロスカントリースキーは、起伏のある雪上コースを自力で滑走し、順位やタイムを競う競技です。登り・平地・下りをすべて含むコース構成が特徴で、持久力とペース配分が重要になります。距離やスタート方式の異なる種目があり、戦術面の違いも見どころのひとつです。

スキージャンプ

2月7日から15日にかけて競技が行われ、前半と中盤にメダル決定日があります。

【競技概要】
スキージャンプは、男女個人のノーマルヒルとラージヒル、男子スーパー団体(ラージヒル)、混合団体(ノーマルヒル)が行われます。専用ジャンプ台の急斜面を滑り降りて空中に飛び出し、飛んだ距離、空中姿勢と着地の美しさを競います。屋外で行われるので、風など気象の影響を受けやすい競技。

男子ノーマルヒルは、二階堂 蓮、小林 陵侑、中村 直幹の3名が出場。

選手名1回目2回目成績最終順位・結果
二階堂 蓮131.1134.9266.03位 銅メダル🥉
小林 陵侑130.8129.8260.68位
中村 直幹130.2124.8255.015位

男子ノーマルヒルの金メダル🥇は、ドイツのフィリップ・ライムント、銀メダル🥈は、ポーランドのカツペル・トマシャクです。

女子ノーマルヒルは、丸山 希、高梨 沙羅、勢藤 優花、伊藤 有希の4名が出場。

選手名1回目2回目成績最終順位・結果
丸山 希135.7126.1261.83位 銅メダル🥉
高梨 沙羅121.5117.4238.913位
勢藤 優花123.4114.4237.814位
伊藤 有希117.3111.3228.617位

女子ノーマルヒルの金メダル🥇は、ノルウェーのアンナオディネ・ストロム、銀メダル🥈は、スロベニアのニカ・プレブツです。

混合団体は1チーム男子2人、女子2人が出場し、予選は行われない。女子、男子、女子、男子の順に飛び、1回目で上位8カ国・地域が2回目に進む。2回目は、1回目終了時点の合計得点が低い国・地域から順に飛ぶ。

混合団体の代表選手は、丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮。3位 銅メダル🥉を獲得。

混合団体の金メダル🥇は、スロベニア。銀メダル🥈は、ノルウェーです。

ノルディック複合

2月11、17、19日に競技が行われます。

【競技概要】
ノルディック複合は、スキージャンプクロスカントリースキーを組み合わせた競技です。ジャンプの結果に応じてクロスカントリーのスタートタイムが決まり、最終的なゴール順位で勝敗が決まります。空中技術と持久力の両方を高いレベルで兼ね備える必要があり、冬季五輪を象徴する競技のひとつです。

フリースタイルスキー

2月8日から21日にかけて実施され、後半に競技日が集中します。

モーグル

【競技概要】
モーグルは、凹凸(コブ)のある急斜面を滑り降りながら、ターン技術とジャンプの完成度を競う競技です。滑走スピード、ターンの正確さ、ジャンプの技術点を総合して評価されます。スピード感と技の連続性が特徴で、観戦しやすい競技のひとつです。

競技は予選(2段階)と決勝(3段階)で、各段階で選手は1回滑る。予選1回目では10位タイまでが決勝に進出。残りの選手で2回目を行い、1回目進出を含め計20人が決勝に進む。決勝は1回目で8位タイまでが勝ち上がり、2回目で上位の最終順位が決まる。予選の得点は決勝に持ち越されない。

男子モーグルは、堀島 行真、島川 拓也、西沢 岳人、藤木 豪心の4名が出場。

選手名予選1回目予選2回目予選最終順位
堀島 行真85.421回目で決勝進出1位
島川 拓也74.8278.2712位
西沢 岳人70.4173.9522位 予選敗退
藤木 豪心73.6865.4423位 予選敗退
選手名決勝1回目決勝2回目決勝最終順位
堀島 行真80.3583.443位 銅メダル🥉
島川 拓也76.54決勝1回目で敗退15位

デュアルモーグル

2人の選手が並列したモーグルのコースを同時に滑走して演技し、対戦形式で行われる。ターン、エア、タイムの三つを競い、審判は7人。各審判(ターン4人、エア2人、タイム1人)がそれぞれ5票を持ち、2人の選手に投じてその票数の合計で勝敗を決める。同点の場合はターン審判の票数、支持したターン審判の人数などの順で比較して勝敗を決める。

予選は行われずにモーグルの成績を基に選ばれた30人の選手によるトーナメントで行われ、1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が実施される。

エアリアル

【競技概要】
エアリアルは、ジャンプ台から高く跳び上がり、空中での回転やひねり技の完成度を競う競技です。助走から踏み切り、空中姿勢、着地までの一連の動きが評価対象となります。難度の高い技と正確な着地が求められる、空中技に特化した競技です。

スキークロス

【競技概要】
スキークロスは、複数の選手が同時にスタートし、障害物のあるコースを競走形式で滑り降りる競技です。ジャンプやバンク、起伏を含むコースで、順位争いがそのまま結果に直結します。スピードと判断力、他選手との位置取りが勝敗を左右します。

ハーフパイプ

【競技概要】
ハーフパイプは、半円状の雪の壁を左右に行き来しながら、ジャンプと空中技を連続して行う競技です。ジャンプの高さ、技の難度、構成の完成度などが総合的に評価されます。技の連続性と全体の流れが重視される競技です。

スロープスタイル

【競技概要】
スロープスタイルは、ジャンプ台やレールなど複数のセクションを順に攻略し、技の完成度を競う競技です。各セクションで行う技の難度や安定性、全体構成が評価対象となります。創造性や構成力も重要で、選手ごとの個性が表れやすい競技です。

スノーボード

2月7日から20日まで実施され、種目ごとに日程が分散しています。

ハーフパイプ

【競技概要】
ハーフパイプは、半円状に削られた雪の壁を左右に行き来しながら、連続して空中技を繰り出す競技です。ジャンプの高さ、技の難度、空中姿勢、構成の完成度などが総合的に評価されます。一連の流れの中でどれだけ完成度の高い演技を組み立てられるかがポイントです。

スロープスタイル

【競技概要】
スロープスタイルは、ジャンプ台やレールなど複数のセクションを順番に滑り降りながら技を披露する競技です。各セクションでの技の難度や安定性に加え、全体の構成や流れが評価されます。選手ごとの表現や構成力の違いが結果に反映されやすい競技です。

ビッグエア

【競技概要】
ビッグエアは、大型のジャンプ台から一度のジャンプで高難度の空中技を行う競技です。回転数やひねりの難度、空中姿勢、着地の安定性が評価対象となります。短時間でインパクトのある演技が求められる競技です。

6人の審判が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。転倒すると、最大30点の減点。予選は2回のうち高い得点、または3回のうちの高い方から2回の合計得点が採用され、上位12人が決勝進出。決勝は3回の試技で高い方から2回の合計得点で順位を決める。

男子ビッグエアは、木村 葵来、木俣 椋真、長谷川 帝勝、荻原大翔の4名が出場。

選手名予選1回目予選2回目予選3回目予選成績予選最終順位
木村 葵来81.7579.7591.50173.253位
木俣 椋真75.7575.2589.50164.7510位
長谷川 帝勝85.008.0087.25172.255位
荻原大翔90.5088.0091.50178.501位
選手名決勝1回目決勝2回目決勝3回目決勝成績決勝最終順位
木村 葵来89.0015.0090.50179.501位 金メダル🥇
木俣 椋真86.2585.25DNI171.502位 銀メダル🥈
長谷川 帝勝71.7516.0028.75100.5011位
荻原大翔21.00DNI13.7534.7512位

男子ビッグエアの銅メダル🥉は、中国の蘇 翊鳴。

女子ビッグエアは、村瀬 心椛、鈴木 萌々、深田 茉莉、岩渕 麗楽の4名が出場。

選手名予選1回目予選2回目予選3回目予選成績予選最終順位
村瀬 心椛86.2582.5085.00171.252位
鈴木 萌々79.0013.5081.50160.508位
深田 茉莉25.0077.5088.25165.755位
岩渕 麗楽72.2579.5084.50164.007位
選手名決勝1回目決勝2回目決勝3回目決勝成績決勝最終順位
村瀬 心椛89.7572.0089.25179.001位 金メダル🥇
鈴木 萌々54.7581.50DNI136.256位
深田 茉莉18.5085.0030.00115.009位
岩渕 麗楽82.7520.50DNI103.2511位

女子ビッグエアの銀メダル🥈はニュージーランドのゾイ・サドフスキシノット、銅メダル🥉は韓国のユ・スンウン。

スノーボードクロス

【競技概要】
スノーボードクロスは、複数の選手が同時にスタートし、起伏やジャンプを含むコースを競走形式で滑り降りる競技です。順位がそのまま勝敗に直結し、スピードと判断力、位置取りが重要になります。接戦になりやすく、レース展開の分かりやすさが特徴です。

パラレル大回転

【競技概要】
パラレル大回転は、2人の選手が並行するコースを同時に滑り、タイムを競う競技です。ターンの正確さとスピードのバランスが求められ、ミスが結果に直結します。トーナメント形式で進行し、勝ち上がり方式ならではの緊張感があります。

スケート競技

スピードスケート

2月7日から22日まで、ほぼ大会期間を通して実施され、メダル種目が連日組まれています。

【競技概要】
スピードスケートは、屋内リンクの400mトラックを滑走し、タイムを競うスケート競技です。選手は基本的に2人1組で滑り、他選手との接触はなく、純粋な滑走スピードと安定したフォームが求められます。距離ごとに種目が分かれており、スタミナやペース配分、コーナリング技術が結果を左右します。

スピードスケート|男子 日本代表一覧
※記録・順位は大会期間中に追記予定

男子500m

選手名記録最終順位・結果
森 重航————
新濱 立也————
倉坪 克拓————

男子1000m

選手名記録最終順位・結果
山田 和哉1:09.38120位
野々村 太陽1:08.8713位
森重 航1:09.8524位

男子5000m

選手名記録最終順位・結果
佐々木 翔夢6:27.9720位

男子団体追い抜き

選手名記録最終順位・結果
山田 和哉————
佐々木 翔夢————
蟻戸 一永————

スピードスケート|女子 日本代表一覧
※記録・順位は大会期間中に追記予定

女子500m

選手名記録最終順位・結果
吉田 雪乃————
山田 梨央————
稲川 くるみ————
高木 美帆————

女子1000m

選手名記録最終順位・結果
高木 美帆1:13.953位 銅メダル🥉
山田 梨央1:15.167位
吉田 雪乃1:16.1116位

女子1500m

選手名記録最終順位・結果
佐藤 綾乃————
堀川 桃香————

女子3000m

選手名記録最終順位・結果
堀川 桃香4:08.3218位

女子マススタート

選手名記録最終順位・結果
佐藤 綾乃————
野明 花菜————

女子団体追い抜き

選手名記録最終順位・結果
高木 美帆————
佐藤 綾乃————
野明 花菜————
堀川 桃香————

ショートトラック

2月10日から21日にかけて実施され、後半にメダル決定日が集中します。

【競技概要】
ショートトラックは、短い距離のトラックを複数人で同時に滑走し、着順を競うスピードスケート競技です。転倒や接触も起こりやすく、レース展開の速さと瞬時の判断力が求められます。

ショートトラックには、以下の選手が日本代表として内定しています。

選手名種目記録最終順位・結果
宮田 将吾男子1000メートル1:26.997予選敗退
吉永 一貴男子1000メートル1:25.944準々決勝進出
渡邊 啓太―――――――――
岩佐 暖―――――――――
選手名種目記録最終順位・結果
中島 未莉女子500メートル予選43.655予選敗退
金井 莉佳女子500メートル予選52.160準々決勝進出
平井 亜実―――――――――
渡邉 碧―――――――――
長森 遥南―――――――――

1チーム男女各2人の計4人で行う混合リレー。混合リレーには、金井 莉佳、中島 未莉、宮田 将吾、吉永 一貴が出場。フランスと競り合った結果、16周目に接触。ともに転倒し、この場面が日本側の違反行為とされ、失格の判定が下った。

フィギュアスケート

2月6日から21日にかけて競技が行われ、期間中に複数のメダル決定日が設定されています。

【競技概要】
男子・女子シングルは、ショートプログラム(SP)とフリープログラム(FP)の合計得点で順位が決まる競技です。
ミラノを中心とした屋内会場で実施されます。

男子シングル

男子シングルには、以下の3名が日本代表として内定しています。

選手名SP得点FP得点合計得点最終順位・結果
鍵山 優真103.07176.99280.062位 銀メダル🥈
佐藤 駿88.70186.20274.903位 銅メダル🥉
三浦 佳生76.77170.11246.8813位

フィギュアスケート男子シングルの金メダル🥇は、カザフスタンのミハイル・シャイドロフ(SP:92.94 / FP:198.64 合計:291.58)。4回転の神と呼ばれているアメリカのイリア・マリニンは8位(SP:108.16/ FP:156.33 合計:264.49)でした。

女子シングル

女子シングルには、以下の選手が日本代表として内定しています。

選手名SP得点FP得点最終順位・結果
坂本 花織77.23――――――
中井 亜美78.71――――――
千葉 百音74.00――――――

ペア

【競技概要】
ペアは、男女2人1組で演技を行い、リフトやスロージャンプなど特有の技術が評価される競技です。ショートプログラム(SP)とフリープログラム(FP)の合計得点で順位が決まります。SPの上位16組がフリーへ進む。演技時間はSPが2分40秒±10秒、フリーは4分±10秒。

ペアには、三浦 璃来 & 木原 龍一と長岡 柚奈 & 森口 澄の2組が出場。

選手名SP得点FP得点合計最終順位・結果
三浦 璃来 & 木原 龍一73.11158.13231.241位 金メダル🥇
長岡 柚奈 & 森口 澄士59.62SPの上位16組に入れず59.6219位

フィギュアスケートペアの銀メダル🥈は、ジョージアのアナスタシア・メテルキナ & ルカ・ベルラワ(SP:75.46 / FP:146.29 合計:221.75)。銅メダル🥉は、ドイツのミネルバファビエンヌ・ハーゼ & ルニキータ・ボロディン(SP:80.01 / FP:139.08 合計:219.09)。

アイスダンス

【競技概要】
アイスダンスは、男女1組で構成され、リズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の2種目で競われます。
ジャンプ要素はなく、ステップや表現力、構成の完成度が重視される競技です。

アイスダンスには、個人での出場は叶いませんでしたが、吉田 唄菜 & 森田 真沙也が団体で出場し、🥈銀メダル獲得に貢献しました。

団体

【競技概要】
 フィギュア団体は、男子、女子、ペア、アイスダンスの4種目中3種目以上の出場枠を持つ国・地域の中で、国際スケート連盟の各種目ランキング合計上位10チームが出場。1チーム最大10人で編成できる。SP(アイスダンスはRD)を演技し、各種目に1位10点~10位1点が与えられ、4種目合計点の上位5チームがフリーに進む。フリーの得点も同様に1位10点~5位6点。合計得点の多いチーム順の成績となり、同点の場合は種目ごとの内容などを比較して順位を決める。フリーでは2種目まで選手を交代できる。

選手名種目RD(リズムダンス)得点結果
吉田 唄菜 & 森田 真沙也アイスダンスRD68.648位
選手名種目SP得点結果
三浦 璃来 & 木原 龍一ペア82.841位
選手名種目SP得点最終順位・結果
坂本 花織女子ショートプログラム78.881位
選手名種目SP得点最終順位・結果
鍵山 優真男子ショートプログラム108.671位

アイスダンスRD、ペアSP、女子SP、男子SPの合計ポイントで、日本、アメリカ、イタリア、カナダ、ジョージアの5カ国がフリーへ進出。

選手名種目FD(フリーダンス)得点結果
吉田 唄菜 & 森田 真沙也アイスダンスFD98.555位
選手名種目FP得点結果
三浦 璃来 & 木原 龍一ペアフリー155.551位
選手名種目FP得点最終順位・結果
坂本 花織女子フリー148.621位
選手名種目SP得点最終順位・結果
佐藤 駿男子フリー194.862位

日本は2位🥈銀メダルを獲得。以下、団体の最終結果。

順位国・地域成績
🥇1位 アメリカ合衆国69
🥈2位日本68
🥉3位イタリア60
4位ジョージア56
5位カナダ54
フランス24
韓国14
中国14
 イギリス12
ポーランド8

氷上チーム競技

アイスホッケー

2月6日から22日まで大会期間を通して実施され、決勝は大会終盤に行われます。

【競技概要】
アイスホッケーは、氷上でスティックを使ってパックを操り、相手ゴールに入れて得点を競う団体競技です。1チーム6人(ゴールキーパー含む)で構成され、スピードの速い展開と激しいボディコンタクトが特徴です。試合は短い交代を繰り返しながら進行し、攻守の切り替えが非常に速く、瞬時の判断力と連携が求められます。

アイスホッケー女子 日本代表(あいうえお順・姓)

  • 秋本 なな
  • 伊藤 麻琴
  • 浮田 留衣
  • 小池 詩織
  • 小平 梅花
  • 小山 玲弥
  • 川口 莉子
  • 志賀 葵
  • 志賀 紅音
  • 佐藤 虹羽
  • 関 夏菜美
  • 多田 藍
  • 床 泰留可
  • 野呂 里桜
  • 野呂 莉里
  • ハロラン 麗
  • 人里 亜矢可
  • 前田 涼風
  • 細山田 茜
  • 増原 海夕
  • 三浦 芽依
  • 山下 菜
  • 輪島 夢叶

カーリング

2月4日から22日まで行われる競技で、予選から決勝まで長期間にわたって実施されます。

【競技概要】
カーリングは、ストーンを氷上に滑らせて得点エリアに近づける精密スポーツで、ヨーロッパや北米を中心に人気があります。2026年大会では、男子・女子・ミックスダブルスの3種目がコルティナ・ダンペッツォのカーリング会場で行われる予定です。

日本男子代表
今大会の出場枠は獲得できませんでした。

日本女子代表
ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子日本代表は、フォルティウス(FORTIUS) が代表チームとなっています。

フォルティウスメンバー
吉村紗也香
近江谷杏菜
小野寺佳歩
小谷優奈
小林未奈

ミックスダブルス代表
今大会の出場枠は獲得できませんでした。


そり競技

日本代表の出場状況(男子)

ボブスレー男子2人乗りについて、日本はミラノ・コルティナ五輪への出場を目指していましたが、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の発表により、出場条件を満たせなかったことが明らかになりました。

同連盟によると、今大会では男子2人乗り単独ではなく、男子4人乗りへの出場も含めたポイント獲得が条件となる予選方式が採用されていました。しかし、この条件の解釈に誤りがあり、男子4人乗りを含めた遠征計画が実施されなかったため、結果として男子2人乗りの五輪出場ができなくなったとしています。

この件について連盟は、選手および関係者に対して謝罪する声明を公表しています。

ボブスレー

2月15日から22日にかけて行われ、大会終盤にメダル決定日があります。

【競技概要】
ボブスレーは、専用のそりに乗り、氷で作られたコースを高速で滑り降り、タイムを競う競技です。スタート時の加速と、滑走中の正確なハンドリングが重要で、チームワークが結果に大きく影響します。五輪では、複数人で乗るチーム種目が行われます。

スケルトン

2月12日から15日にかけて実施されます。

【競技概要】
スケルトンは、1人乗りのそりにうつ伏せの姿勢で乗り、頭を進行方向に向けて滑走する競技です。体重移動や姿勢の微妙な調整によって進路をコントロールし、タイムを競います。視界が低くスピード感が非常に強いため、度胸と繊細な操作性が求められます。

リュージュ

2月10日から14日にかけて競技が行われます。

【競技概要】
リュージュは、仰向けの姿勢で1人または2人乗りのそりに乗り、氷のコースを滑り降りる競技です。身体の動きや脚の力を使って進路を調整し、滑走タイムを競います。そり競技の中でも、安定したフォームと精密な操作が重要とされる競技です。

リュージュ男子1人乗りは、小林誠也が日本代表として内定しています。

複合・射撃系競技

バイアスロン

2月8日から21日まで実施され、複数日にメダル決定種目があります。

【競技概要】
バイアスロンは、クロスカントリースキーライフル射撃を組み合わせた競技です。雪上コースを滑走しながら射撃場に立ち寄り、命中数や滑走タイムをもとに順位を競います。射撃の成否によってペナルティが課されるため、持久力だけでなく、滑走直後でも冷静さを保つ集中力が重要になります。

新競技

スキーマウンテニアリング

2月19日と21日に競技が行われ、今大会から正式競技として実施されます。

【競技概要】
スキーマウンテニアリングは、スキーを履いたまま登りと下りを繰り返しながら山岳コースを進む競技です。登りではスキーにシールを装着して歩行し、下りではアルペンスキーのように滑走します。標高差のある自然地形を想定したコースで行われ、持久力、登坂力、滑走技術を総合的に競います。

ミラノ・コルティナ五輪にて、冬季オリンピックの正式競技として初採用されました。アルプス文化と結びつきの強い競技で、山岳地帯を舞台とする今大会の開催地とも相性の良い競技とされています。

日本人メダリスト

メダル獲得状況(2月18日現在)

🥇金メダル🥈銀メダル🥉銅メダル合計
561122

選手名は50音順

男子選手名競技名メダルの種類
鍵山 優真(かぎやま ゆうま)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
鍵山 優真(かぎやま ゆうま)フィギュアスケート男子🥈銀メダル
木原 龍一 (きはら りゅういち)フィギュアスケートペア🥇金メダル
木原 龍一 (きはら りゅういち)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
木俣 椋真(きまた りょうま)男子ビッグエア🥈銀メダル
木村 葵来(きむら きら)男子ビッグエア🥇金メダル
小林 陵侑(こばやし りょうゆう)混合団体🥉銅メダル
佐藤 駿(さとう しゅん)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
佐藤 駿(さとう しゅん)フィギュアスケート男子🥉銅メダル
戸塚 優斗(とつか ゆうと)男子ハーフパイプ🥇金メダル
二階堂 蓮(にかいどう れん)男子ラージヒル🥈銀メダル
②二階堂 蓮(にかいどう れん)男子ノーマルヒル🥉銅メダル
③二階堂 蓮(にかいどう れん)混合団体🥉銅メダル
長谷川 帝勝(はせがわ たいが)男子スロープスタイル🥈銀メダル
堀島 行真(ほりしま いくま)男子デュアルモーグル🥈銀メダル
堀島 行真(ほりしま いくま)男子モーグル🥉銅メダル
森田 真沙也 (もりた まさや)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
山田 琉聖(やまだ りゅうせい)男子ハーフパイプ🥉銅メダル
女子選手名競技名メダルの種類
小野 光希(おの みつき)女子ハーフパイプ🥉銅メダル
坂本 花織(さかもと かおり)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
佐藤 綾乃(さとう あやの)スピードスケート女子団体追い抜き🥉銅メダル
高木 美帆(たかぎ みほ)スピードスケート女子1000メートル🥉銅メダル
高木 美帆(たかぎ みほ)スピードスケート女子500メートル🥉銅メダル
高木 美帆(たかぎ みほ)スピードスケート女子団体追い抜き🥉銅メダル
高梨 沙羅(たかなし さら)混合団体🥉銅メダル
野明 花菜(のあけ はな)スピードスケート女子団体追い抜き🥉銅メダル
深田 茉莉(ふかだ まり)女子スロープスタイル🥇金メダル
堀川 桃香(ほりかわ ももな)スピードスケート女子団体追い抜き🥉銅メダル
丸山 希(まるやま のぞみ)女子ノーマルヒル🥉銅メダル
丸山 希(まるやま のぞみ)混合団体🥉銅メダル
三浦 璃来(みうら りく)フィギュアスケートペア🥇金メダル
三浦 璃来(みうら りく)フィギュアスケート団体🥈銀メダル
村瀬 心椛(むらせ ここも)女子ビッグエア🥇金メダル
村瀬 心椛(むらせ ここも)女子スロープスタイル🥉銅メダル
吉田 唄菜(よしだ うたな)フィギュアスケート団体🥈銀メダル

大会を振り返って|五輪のあとに残るもの

本章は、大会終了後に追記予定です。

現地のニュースなども踏まえながら、ミラノ・コルティナ五輪が何を残したのかを振り返りたいと思います。

五輪と旅、その両方を知るために

オリンピックは、競技そのものだけでなく、開催地となる都市や地域を知るきっかけにもなります。ミラノ・コルティナ五輪を通して、これまであまり意識することのなかったイタリアの街や土地に、目を向ける人も少なくありません。

競技とともに映し出される街並みや風景は、その土地が持つ雰囲気や時間の流れを伝えます。都市としてのミラノや、自然に囲まれたコルティナの姿を知ることは、イタリアという国をより身近に感じる入口にもなります。

五輪を通して知った街を、いつか旅先として訪れてみる。競技を見ることと、土地を知ることが、無理なくつながっていくのも、オリンピックという出来事の一面です。

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この記事を書いた人

イタリアに3度旅行で訪れ、その後ミラノでメンズ服のデザイン留学をした東京生まれ千葉県育ちの日本男児。実際に住んでみてわかったこと、旅行だから感じることをベースに記事を書いています。イタリアに旅行をしたい日本人、日本を旅行したいイタリア人がもっともっと増えてほしいなぁと思っています。

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