日本で人気のハンバーガーチェーンのマクドナルド。ピッツァ、パスタの国イタリアのマクドナルドとマックカフェはどんなメニューがあるのか気になる人も多いはず。そんなイタリアのマクドナルドについです。
イタリアのマクドナルド
イタリアは、今でこそスターバックス(2018年オープン)、KFC(2014年オープン)がありますが、外資系の飲食ブランドに関して閉鎖的な国でした。そんなイタリアでも昔からあるのがマクドナルドです。
しかし、あまり支持はされておらず、マクドナルドを食べる人は、日本よりも限られていました。近年、オリジナルメニューの強化、お洒落な内装の店舗、タッチパネル注文システムの導入などを行い、今では幅広い年齢層のイタリア人に受け入れられています。
ビッグマック、ダブルチーズバーガー、フィレオフィッシュなど日本と同じメニューもありますが、半分以上がイタリア限定のメニューを展開しています。
イタリア観光で歩き疲れたら、一休みがてらイタリア限定メニューを試してみるのも良いですね。期間限定のメニューもあり、日本とは違う新たな発見もあるのでマクドナルドとは言え、侮るなかれ。
My Selection Speck & Asiago
イタリアの期間限定メニューのハンバーガーは、毎回力を入れていて豪華です。今回は3種類あったMy Selectionの中から『Speck & Asiago』を食べました。
180gのイタリアンビーフのパティ、イタリアを代表するチーズの一つ『アジアーゴDOP』、ほんのり燻製香の薫るスモーク生ハム『Speck』、グリルズッキーニとレタス、粒マスタード入りのマヨネーズの組み合わせは、噛むごとに色々な味が口の中を広がりすごく美味しかったです
。セットで10ユーロ越えだったので、円安の時は日本のマクドナルドに比べてどうしても割高感がありますね。
Crispy McWrap(クリスピーマクラップ)
イタリア農場産の牛肉100%、イタリア産ベーコン100%のクリスピーベーコン、チーズにソースをトルティーヤで包んだクリスピーマクラップ。
すごく美味しいけれど、見本の写真と違いすぎて、全く写真映えしなくて笑いました。クリスピーマックラップ、ポテト、ドリンクのセットで9ユーロでした。
Crispy McBacon(クリスピーマクベーコン)
2枚のビーフパティ、チーズとベーコンの組み合わせで食べ応え十分。美味しいけれど、個人的にはレタス、トマトなどの野菜が入っているハンバーガーの方が好きです。
Le Ricche Cheese&Bacon(レ・リッケ・チーズアンドベーコン)
濃厚チーズ&ベーコンというネーミングですが、チーズとベーコンの味が強いです。美味しいけれど、味が濃いので途中で飽きてしまいました。マックでは普通のポテトが1番美味しい。
McToast(マクトースト)
丸型のトーストパンでチーズとハムをサンドしたマクトースト。1.8ユーロとお手頃価格で小腹が空いた時に食べるのにピッタリ。朝だけでなく一日中売っていますが、朝食にピッタリという印象。
Panzerotti(パンツェロッティ)
パンツェロッティは、簡単にいうと『包み揚げピザ」のこと。小麦粉でできた生地にトマトソースとモッツァレラチーズなどを挟み、油で揚げた半月状の形が特徴的なワンハンドフードです。
日本のコンビニで買える肉まんのようなポジションだと個人的には思っていて、小腹が空いた時に手軽に食べられるのが良いですね。あまり人気が無いようで、お店によっては販売していないこともあり。3個入りで2.7ユーロ。
Insalata verde con pomodori(インサラータ・ヴェルデ・コン・ポモドーロ)
イタリアのマクドナルドは、過去にBarillaとコラボしたパスタサラダを展開していました。現在は、ミックスサラダ、チェリートマトの入りのグリーンサラダ、グリーンサラダにクリスピーチキンとパルミジャーノチーズがトッピングされたボリュームあるサラダの全3種類を展開。
写真は、チェリートマトの入りのグリーンサラダの『Insalata verde con pomodori』。3種類の中で1番シンプルです。チェリートマトは、1粒が大きく、口に入れると弾ける甘くて爽やか風味が美味しいです。
サラダには、スティック状のパンのグリッシーニがついてきます。塩とオリーブオイル、バルサミコ酢で食べるのがイタリアでのサラダ。ポテトだけでなく、セットでサラダも選ぶことができます。
McFlurry Pistacchio(マクフルーリー・ピスタッキオ)
マックフルーリーは、日本よりも量が多いです。2倍くらいあるかもという感じ。
クリーミーなソフトクリームに濃厚なピスタチオソース、ザクっとしたクッキーのトッピングの組み合わせが美味しかったです。でもちょっと量が多い。
Chicken McNuggets(チキンマクナゲット)
イタリアのマックナゲットは、6個入りで4.4ユーロとかなりお高め。日本でも人気があったスパイシーも期間限定メニューで販売。チキンマクナゲットの味は日本と同じで、ソースが5種類ありました。
イタリアのマクドナルドの雰囲気
店舗によって内装が変わりますが、明るくて、モダンな雰囲気のマクドナルドが多いです。ディスプレイ内蔵のテーブルは、ゲームが出来て子供達に大人気。
イタリアのマックカフェ
イタリアでは、マクドナルドよりもマックカフェが好きな人が多い印象です。お手頃価格のカフェメニューとイタリアの朝食の定番の甘いクロワッサンは朝食やちょっとしたおやつにぴったり。ケーキ、マフィン、ドーナッツ、マカロンなど種類も豊富。
Menu Cappuccino(メニュー・カプチーノ)
メニュー・カプチーノは、カプチーノと4種類あるクロワッサンから1つ選んで2.1ユーロ。シンプルなクロワッサン以外はプラス0.1ユーロ。甘いクロワッサンは朝食にクロワッサンと食べるのにピッタリ。
Menu Dolcetto(メニュー・ドルチェット)
メニュー・ドルチェットは、カプチーノとドーナッツ、マフィン、マカロンから1品選んで2.3ユーロ。メニューによって追加料金が必要です。Nutella入りのマフィンは、プラス0.1ユーロでした。しっとり生地のマフィンが美味しかった。
Succhi e spremute(スッキ・エ・スプレムーテ)
ジュースは、4種類ありオレンジジュース、オレンジ、ニンジン、レモンをミックスしたアーチェ、洋梨、桃で単品価格は2.3ユーロでした。オレンジジュースは、搾りたてのフレッシュジュース(Spremuta)。
写真は、アーチェ(Ace)です。オレンジとレモンの爽やかさが美味しく毎朝飲みたいジュースです。
Donut(ドーナッツ)
ドーナッツは、4種類でミニサイズもあり。チョコレートとストロベリーマシュマロのドーナッツを食べましたが、生地がしっとりふわふわで美味しかっです。
最後に
マクドナルドは、日本で1番人気のハンバーガーチェーンですね。近年、イタリアのマクドナルドも本気を出し、イタリアの食材を使ったオリジナルメニューを展開、マックカフェのメニュー強化、お洒落な内装で昔よりもイタリア人に受け入れられています。
そんなイタリアのマクドナルドは日本と違うメニューがたくさんあり、旅行中に1度は訪れてみて欲しいなぁと思います。円安だとお得感がありませんが、日本とは違った雰囲気、メニューをイタリアで是非お試しあれ。
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