『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』は、一つの都市ではなく、性格の異なる2つの街を舞台に開催される珍しい大会です。都市としてのミラノと、山岳リゾートのコルティナ・ダンペッツォ。この記事では、それぞれの違いや観戦・滞在の拠点としての考え方を、初めての人にもわかりやすく整理します。
なお本記事では、各競技の概要や日本人選手の出場予定を一覧で整理し、大会期間中はその結果を追記していきます。
ミラノ・コルティナ五輪は「2つの街」が主役の大会
『ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック』は、一つの都市に競技会場を集約するのではなく、都市部のミラノと、山岳リゾートのコルティナ・ダンペッツォを軸に開催される大会です。
コルティナ・ダンペッツォは、1956年にも冬季オリンピックを開催した場所であり、今回の大会は、約70年ぶりにこの地に五輪が戻ってくる形となります。

『ミラノ』は屋内競技を中心に、『コルティナ・ダンペッツォ』は雪上競技の舞台となり、それぞれが異なる役割を担います。す。

ミラノとコルティナ、それぞれの街並み・歴史・雰囲気
ミラノとコルティナ・ダンペッツォは、同じイタリア北部に位置しながら、地理的にも環境的にも大きく異なる場所にあります。
両都市の直線距離はおよそ 260km前後。日本でいえば、東京から名古屋、あるいは東京から新潟に向かう感覚に近い距離です。
ミラノはロンバルディア州の平野部に広がる大都市で、国内外の交通網が集中する都市型の拠点です。一方のコルティナ・ダンペッツォは、ヴェネト州北部のドロミーティ山塊に囲まれた山岳地帯にあり、周囲を山に囲まれた立地そのものが街の性格を形づくっています。
距離そのものは極端に離れているわけではありませんが、都市と山岳リゾートという環境の違いから、移動の感覚や時間の流れは大きく異なります。この地理的な対比が、それぞれの街並みや歴史、雰囲気にも色濃く反映されています。
都市としてのミラノ|五輪があっても日常が続く街
イタリア北部の経済・文化の中心都市として、長く国内外の人と物を受け入れてきました。ファッションや金融、ビジネスの街として知られる一方で、その日常は観光やイベントによって大きく塗り替えられることはありません。

冬季オリンピックの開催都市となっても、ミラノの街並みは特別な装いを見せるわけではなく、石造建築の連なる通りや、市民の生活リズムは淡々と続いています。

この「変わらなさ」こそが、ミラノが大会の都市部拠点として選ばれた理由のひとつでもあります。大規模なイベントを受け止めながらも、都市としての機能を崩さない――ミラノは、そうした役割を自然に担う街です。

山岳リゾートのコルティナ|四季を通じて人を惹きつける街
コルティナ・ダンペッツォは、ドロミーティ山塊に囲まれた山岳の町であり、イタリア国内では古くから「滞在するためのリゾート地」として知られてきました。

冬のウインタースポーツのイメージが強い一方で、イタリア語圏では、コルティナは一年を通して自然と向き合う場所として語られます。

夏から秋にかけては、登山やトレッキング、自然散策の拠点となり、山の風景そのものを楽しむ滞在が主となります。

イタリア国内の観光案内では、コルティナは「見て回る街」ではなく、山の中に身を置き、時間を過ごす場所として位置づけられることが多く、滞在そのものが目的となる点が特徴です。

こうした背景があるからこそ、冬季オリンピックという世界的な大会が開催されても、コルティナは一時的なイベント会場ではなく、もともとの山岳リゾートとしての性格を保ち続けます。

大会が終われば、街は再び静かなリズムを取り戻し、四季それぞれの表情を楽しむ場所へと戻っていきます。

五輪が映し出した、2つの街の対比
ミラノとコルティナは、地理的にも、役割としても、対照的な存在です。都市としての機能を担うミラノ。自然とともにある滞在型リゾートのコルティナ。
2006年のトリノ五輪が、一つの都市を中心に展開された大会だったのに対し、ミラノ・コルティナ五輪は、最初から複数の場所に役割を分けた構造を取っています。
ミラノもコルティナも、すでにそれぞれの役割が確立された街であり、今回の大会は、街を変えるためのものではありません。
イタリアにとってこの五輪は、「都市のイタリア」と「山のイタリア」を並べて見せるための大会、という位置づけに近いものです。
ミラノとコルティナ、旅先としての違い
ミラノとコルティナは、ともに五輪の開催地として知られていますが、旅先としての楽しみ方は大きく異なります。
ミラノは、建築や美術館といった文化的な見どころと、ファッションやデザインを軸とした商業の顔が、日常の中で自然に重なり合う都市です。
歴史ある建築やアートに触れる時間もあれば、街を歩きながらショッピングを楽しみ、夕方にはアペリティーボで一日を締めくくる。ミラノでは、こうした行動が特別な計画なしに成立します。
観光地を一つひとつ巡るというより、街の中に身を置きながら、その時々の興味に従って過ごせる点が、ミラノという都市の特徴です。

コルティナ・ダンペッツォは、街そのものを見て回るというより、自然の中で過ごす時間そのものを楽しむことが前提となる場所です。
周囲を囲むドロミーティの山々は、景色として眺めるだけでなく、歩く、登る、立ち止まるといった行為を通して体感されます。夏にはトレッキングや自然散策、冬にはウインタースポーツが主となりますが、いずれの季節でも、時間の流れは都市とは異なります。
予定を詰め込んで移動するのではなく、一日の中で自然と向き合う時間をどう使うかが、滞在の中心になります。コルティナでは、「どこへ行くか」よりも「どんな環境の中で過ごすか」が重視されます。
都市のように選択肢が次々と現れるのではなく、限られた環境の中で、同じ景色を異なる時間帯や天候で味わう。そうした過ごし方が、多くの旅行客を魅了しています。

ミラノ・コルティナ五輪の規模と日程
第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)は、2026年2月6日から2月22日までの17日間にわたって開催されます。
約90か国から2,900人以上の選手が参加し、8競技・116の種目のメダルが争われます。
本大会は、単一都市に競技を集約するのではなく、都市部と山岳地域に会場を分けて開催される点が特徴です。屋内競技から雪上競技まで、立地に応じた会場構成が取られており、冬季競技の幅広さを一度に見ることができる大会となっています。
イタリアはこれまでに、コルティナ・ダンペッツォ1956冬季オリンピック、ローマ1960夏季オリンピック、トリノ2006冬季オリンピックと3度オリンピックの開催地として選ばれています。
その中で、ミラノ・コルティナ五輪は、新しい都市をつくるための大会ではなく、すでに役割を持つ都市と地域を結び直す大会として位置づけられています。
イタリア国内では、一極集中や大規模な再開発を伴う五輪ではなく、既存の街や施設を生かしながら開催する点に、今回の大会の意義を見出す声が多く聞かれます。
競技別 日本人選手・日程・開催地一覧
※大会前は代表一覧が分かり次第掲載し、大会期間中に結果を追記します。
| 競技名 | 実施期間 | 備考 |
|---|---|---|
| フィギュアスケート | 2/6〜2/21 | 複数日にメダル決定 |
| スピードスケート | 2/7〜2/22 | 大会期間を通して実施 |
| ショートトラック | 2/10〜2/21 | 後半にメダル集中 |
| カーリング | 2/4〜2/22 | 予選〜決勝まで長期間 |
| アイスホッケー | 2/6〜2/22 | 決勝は大会終盤 |
| アルペンスキー | 2/7〜2/18 | 中盤までが中心 |
| スキージャンプ | 2/7〜2/15 | 前半〜中盤 |
| 距離スキー | 2/7〜2/22 | 後半にも主要レース |
| ノルディック複合 | 2/11・2/18 | 実施日は限定的 |
| バイアスロン | 2/8〜2/21 | メダル種目多数 |
| フリースタイルスキー | 2/8〜2/21 | 後半に集中 |
| スノーボード | 2/7〜2/20 | 種目ごとに分散 |
| ボブスレー | 2/15〜2/22 | 終盤競技 |
| スケルトン | 2/12〜2/15 | 中盤実施 |
| リュージュ | 2/10〜2/14 | 中盤実施 |
| 山岳スキー | 2/19・2/21 | 新競技 |
スキー競技
アルペンスキー
2月7日から18日を中心に実施され、複数日にわたってメダル種目が組まれています。
【競技概要】
アルペンスキーは、整備された雪上コースを滑り降り、タイムを競うスキー競技です。スピードと正確なターン技術の両方が求められ、滑走中のライン取りが結果を大きく左右します。五輪では、斜面の傾斜やゲート間隔の違いによって、複数の種目が行われます。
クロスカントリースキー
2月7日から22日まで実施され、後半にも重要なレースが予定されています。
【競技概要】
クロスカントリースキーは、起伏のある雪上コースを自力で滑走し、順位やタイムを競う競技です。登り・平地・下りをすべて含むコース構成が特徴で、持久力とペース配分が重要になります。距離やスタート方式の異なる種目があり、戦術面の違いも見どころのひとつです。
スキージャンプ
2月7日から15日にかけて競技が行われ、前半と中盤にメダル決定日があります。
【競技概要】
スキージャンプは、ジャンプ台から飛び出し、飛距離と空中姿勢の美しさを総合的に評価する競技です。単純な飛距離だけでなく、踏み切りのタイミングや空中での安定感が得点に大きく影響します。天候条件による影響も受けやすく、集中力と再現性の高さが求められます。
ノルディック複合
2月11、17、19日に競技が行われます。
【競技概要】
ノルディック複合は、スキージャンプとクロスカントリースキーを組み合わせた競技です。ジャンプの結果に応じてクロスカントリーのスタートタイムが決まり、最終的なゴール順位で勝敗が決まります。空中技術と持久力の両方を高いレベルで兼ね備える必要があり、冬季五輪を象徴する競技のひとつです。
フリースタイルスキー
2月8日から21日にかけて実施され、後半に競技日が集中します。
モーグル
【競技概要】
モーグルは、凹凸(コブ)のある急斜面を滑り降りながら、ターン技術とジャンプの完成度を競う競技です。滑走スピード、ターンの正確さ、ジャンプの技術点を総合して評価されます。スピード感と技の連続性が特徴で、観戦しやすい競技のひとつです。
エアリアル
【競技概要】
モーグルは、凹凸(コブ)のある急斜面を滑り降りながら、ターン技術とジャンプの完成度を競う競技です。滑走スピード、ターンの正確さ、ジャンプの技術点を総合して評価されます。スピード感と技の連続性が特徴で、観戦しやすい競技のひとつです。
スキークロス
【競技概要】
モーグルは、凹凸(コブ)のある急斜面を滑り降りながら、ターン技術とジャンプの完成度を競う競技です。滑走スピード、ターンの正確さ、ジャンプの技術点を総合して評価されます。スピード感と技の連続性が特徴で、観戦しやすい競技のひとつです。
ハーフパイプ
【競技概要】
ハーフパイプは、半円状の雪の壁を左右に行き来しながら、ジャンプと空中技を連続して行う競技です。ジャンプの高さ、技の難度、構成の完成度などが総合的に評価されます。技の連続性と全体の流れが重視される競技です。
スロープスタイル
【競技概要】
スロープスタイルは、ジャンプ台やレールなど複数のセクションを順に攻略し、技の完成度を競う競技です。各セクションで行う技の難度や安定性、全体構成が評価対象となります。創造性や構成力も重要で、選手ごとの個性が表れやすい競技です。
スノーボード
2月7日から20日まで実施され、種目ごとに日程が分散しています。
ハーフパイプ
【競技概要】
ハーフパイプは、半円状に削られた雪の壁を左右に行き来しながら、連続して空中技を繰り出す競技です。ジャンプの高さ、技の難度、空中姿勢、構成の完成度などが総合的に評価されます。一連の流れの中でどれだけ完成度の高い演技を組み立てられるかがポイントです。
スロープスタイル
【競技概要】
スロープスタイルは、ジャンプ台やレールなど複数のセクションを順番に滑り降りながら技を披露する競技です。各セクションでの技の難度や安定性に加え、全体の構成や流れが評価されます。選手ごとの表現や構成力の違いが結果に反映されやすい競技です。
ビッグエア
【競技概要】
スロープスタイルは、ジャンプ台やレールなど複数のセクションを順番に滑り降りながら技を披露する競技です。各セクションでの技の難度や安定性に加え、全体の構成や流れが評価されます。選手ごとの表現や構成力の違いが結果に反映されやすい競技です。
スノーボードクロス
【競技概要】
スノーボードクロスは、複数の選手が同時にスタートし、起伏やジャンプを含むコースを競走形式で滑り降りる競技です。順位がそのまま勝敗に直結し、スピードと判断力、位置取りが重要になります。接戦になりやすく、レース展開の分かりやすさが特徴です。
パラレル大回転
【競技概要】
パラレル大回転は、2人の選手が並行するコースを同時に滑り、タイムを競う競技です。ターンの正確さとスピードのバランスが求められ、ミスが結果に直結します。トーナメント形式で進行し、勝ち上がり方式ならではの緊張感があります。
スケート競技
スピードスケート
2月7日から22日まで、ほぼ大会期間を通して実施され、メダル種目が連日組まれています。
【競技概要】
スピードスケートは、屋内リンクの400mトラックを滑走し、タイムを競うスケート競技です。選手は基本的に2人1組で滑り、他選手との接触はなく、純粋な滑走スピードと安定したフォームが求められます。距離ごとに種目が分かれており、スタミナやペース配分、コーナリング技術が結果を左右します。
スピードスケート|男子 日本代表一覧
※記録・順位は大会期間中に追記予定
男子500m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 森 重航 | —— | —— |
| 新濱 立也 | —— | —— |
| 倉坪 克拓 | —— | —— |
男子1000m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 山田 和哉 | —— | —— |
| 野々村 太陽 | —— | —— |
男子団体追い抜き
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 山田 和哉 | —— | —— |
| 佐々木 翔夢 | —— | —— |
| 蟻戸 一永 | —— | —— |
スピードスケート|女子 日本代表一覧
※記録・順位は大会期間中に追記予定
女子500m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 吉田 雪乃 | —— | —— |
| 山田 梨央 | —— | —— |
| 稲川 くるみ | —— | —— |
| 高木 美帆 | —— | —— |
女子1000m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 吉田 雪乃 | —— | —— |
| 山田 梨央 | —— | —— |
| 高木 美帆 | —— | —— |
女子1500m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 佐藤 綾乃 | —— | —— |
| 堀川 桃香 | —— | —— |
女子3000m
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 堀川 桃香 | —— | —— |
女子マススタート
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 佐藤 綾乃 | —— | —— |
| 野明 花菜 | —— | —— |
女子団体追い抜き
| 選手名 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|
| 高木 美帆 | —— | —— |
| 佐藤 綾乃 | —— | —— |
| 野明 花菜 | —— | —— |
| 堀川 桃香 | —— | —— |
ショートトラック
2月10日から21日にかけて実施され、後半にメダル決定日が集中します。
【競技概要】
ショートトラックは、短い距離のトラックを複数人で同時に滑走し、着順を競うスピードスケート競技です。転倒や接触も起こりやすく、レース展開の速さと瞬時の判断力が求められます。
ショートトラックには、以下の選手が日本代表として内定しています。
| 選手名 | 種目 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 宮田 将吾 | ――― | ――― | ――― |
| 吉永 一貴 | ――― | ――― | ――― |
| 渡邊 啓太 | ――― | ――― | ――― |
| 岩佐 暖 | ――― | ――― | ――― |
| 選手名 | 種目 | 記録 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 中島 未莉 | ――― | ――― | ――― |
| 金井 莉佳 | ――― | ――― | ――― |
| 平井 亜実 | ――― | ――― | ――― |
| 渡邉 碧 | ――― | ――― | ――― |
| 長森 遥南 | ――― | ――― | ――― |
フィギュアスケート
2月6日から21日にかけて競技が行われ、期間中に複数のメダル決定日が設定されています。
【競技概要】
男子・女子シングルは、ショートプログラム(SP)とフリープログラム(FP)の合計得点で順位が決まる競技です。
ミラノを中心とした屋内会場で実施されます。
男子フィギュアには、以下の3名が日本代表として内定しています。
| 選手名 | SP得点 | FP得点 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 鍵山 優真 | ――― | ――― | ――― |
| 佐藤 駿 | ――― | ――― | ――― |
| 三浦 佳生 | ――― | ――― | ――― |
女子フィギュアには、以下の選手が日本代表として内定しています。
| 選手名 | SP得点 | FP得点 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 坂本 花織 | ――― | ――― | ――― |
| 中井 亜美 | ――― | ――― | ――― |
| 千葉 百音 | ――― | ――― | ――― |
【競技概要】
ペアは、男女2人1組で演技を行い、リフトやスロージャンプなど特有の技術が評価される競技です。ショートプログラム(SP)とフリープログラム(FP)の合計得点で順位が決まります。
ペアには、以下の2組4名が日本代表として内定しています。
| 選手名 | SP得点 | FP得点 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 三浦 璃来 & 木原 龍一 | ――― | ――― | ――― |
| 長岡 柚奈 & 森口 澄士 | ――― | ――― | ――― |
【競技概要】
アイスダンスは、男女1組で構成され、リズムダンス(RD)とフリーダンス(FD)の2種目で競われます。
ジャンプ要素はなく、ステップや表現力、構成の完成度が重視される競技です。
アイスダンスには、以下の1組2名が日本代表として内定しています。
| 選手名 | RD得点 | FD得点 | 最終順位・結果 |
|---|---|---|---|
| 吉田 唄菜 & 森田 真沙也 | ――― | ――― | ――― |
氷上チーム競技
アイスホッケー
2月6日から22日まで大会期間を通して実施され、決勝は大会終盤に行われます。
【競技概要】
アイスホッケーは、氷上でスティックを使ってパックを操り、相手ゴールに入れて得点を競う団体競技です。1チーム6人(ゴールキーパー含む)で構成され、スピードの速い展開と激しいボディコンタクトが特徴です。試合は短い交代を繰り返しながら進行し、攻守の切り替えが非常に速く、瞬時の判断力と連携が求められます。
アイスホッケー女子 日本代表(あいうえお順・姓)
- 秋本 なな
- 伊藤 麻琴
- 浮田 留衣
- 小池 詩織
- 小平 梅花
- 小山 玲弥
- 川口 莉子
- 志賀 葵
- 志賀 紅音
- 佐藤 虹羽
- 関 夏菜美
- 多田 藍
- 床 泰留可
- 野呂 里桜
- 野呂 莉里
- ハロラン 麗
- 人里 亜矢可
- 前田 涼風
- 細山田 茜
- 増原 海夕
- 三浦 芽依
- 山下 菜
- 輪島 夢叶
カーリング
2月4日から22日まで行われる競技で、予選から決勝まで長期間にわたって実施されます。
【競技概要】
カーリングは、ストーンを氷上に滑らせて得点エリアに近づける精密スポーツで、ヨーロッパや北米を中心に人気があります。2026年大会では、男子・女子・ミックスダブルスの3種目がコルティナ・ダンペッツォのカーリング会場で行われる予定です。
日本男子代表
今大会の出場枠は獲得できませんでした。
日本女子代表
ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子日本代表は、フォルティウス(FORTIUS) が代表チームとなっています。
フォルティウスメンバー
・吉村紗也香
・近江谷杏菜
・小野寺佳歩
・小谷優奈
・小林未奈
ミックスダブルス代表
今大会の出場枠は獲得できませんでした。
そり競技
日本代表の出場状況(男子)
ボブスレー男子2人乗りについて、日本はミラノ・コルティナ五輪への出場を目指していましたが、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の発表により、出場条件を満たせなかったことが明らかになりました。
同連盟によると、今大会では男子2人乗り単独ではなく、男子4人乗りへの出場も含めたポイント獲得が条件となる予選方式が採用されていました。しかし、この条件の解釈に誤りがあり、男子4人乗りを含めた遠征計画が実施されなかったため、結果として男子2人乗りの五輪出場ができなくなったとしています。
この件について連盟は、選手および関係者に対して謝罪する声明を公表しています。
ボブスレー
2月15日から22日にかけて行われ、大会終盤にメダル決定日があります。
【競技概要】
ボブスレーは、専用のそりに乗り、氷で作られたコースを高速で滑り降り、タイムを競う競技です。スタート時の加速と、滑走中の正確なハンドリングが重要で、チームワークが結果に大きく影響します。五輪では、複数人で乗るチーム種目が行われます。
スケルトン
2月12日から15日にかけて実施されます。
【競技概要】
スケルトンは、1人乗りのそりにうつ伏せの姿勢で乗り、頭を進行方向に向けて滑走する競技です。体重移動や姿勢の微妙な調整によって進路をコントロールし、タイムを競います。視界が低くスピード感が非常に強いため、度胸と繊細な操作性が求められます。
リュージュ
2月10日から14日にかけて競技が行われます。
【競技概要】
リュージュは、仰向けの姿勢で1人または2人乗りのそりに乗り、氷のコースを滑り降りる競技です。身体の動きや脚の力を使って進路を調整し、滑走タイムを競います。そり競技の中でも、安定したフォームと精密な操作が重要とされる競技です。
複合・射撃系競技
バイアスロン
2月8日から21日まで実施され、複数日にメダル決定種目があります。
【競技概要】
バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技です。雪上コースを滑走しながら射撃場に立ち寄り、命中数や滑走タイムをもとに順位を競います。射撃の成否によってペナルティが課されるため、持久力だけでなく、滑走直後でも冷静さを保つ集中力が重要になります。
新競技
スキーマウンテニアリング
2月19日と21日に競技が行われ、今大会から正式競技として実施されます。
【競技概要】
スキーマウンテニアリングは、スキーを履いたまま登りと下りを繰り返しながら山岳コースを進む競技です。登りではスキーにシールを装着して歩行し、下りではアルペンスキーのように滑走します。標高差のある自然地形を想定したコースで行われ、持久力、登坂力、滑走技術を総合的に競います。
ミラノ・コルティナ五輪にて、冬季オリンピックの正式競技として初採用されました。アルプス文化と結びつきの強い競技で、山岳地帯を舞台とする今大会の開催地とも相性の良い競技とされています。
大会を振り返って|五輪のあとに残るもの
本章は、大会終了後に追記予定です。
現地のニュースなども踏まえながら、ミラノ・コルティナ五輪が何を残したのかを振り返りたいと思います。
五輪と旅、その両方を知るために
オリンピックは、競技そのものだけでなく、開催地となる都市や地域を知るきっかけにもなります。ミラノ・コルティナ五輪を通して、これまであまり意識することのなかったイタリアの街や土地に、目を向ける人も少なくありません。
競技とともに映し出される街並みや風景は、その土地が持つ雰囲気や時間の流れを伝えます。都市としてのミラノや、自然に囲まれたコルティナの姿を知ることは、イタリアという国をより身近に感じる入口にもなります。
五輪を通して知った街を、いつか旅先として訪れてみる。競技を見ることと、土地を知ることが、無理なくつながっていくのも、オリンピックという出来事の一面です。
